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2011/03/08

動植物観察よりも人間観察の方が面白い ― 『ヒトはなぜ拍手をするのか』

ヒトはなぜ拍手をするのか―動物行動学から見た人間 (新潮選書)ヒトはなぜ拍手をするのか―動物行動学から見た人間 (新潮選書)
(2010/12)
小林 朋道

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Mixiには恋愛コミュニティーがある。



一口に恋愛コミュニティーといっても、終わらない恋がしたいだの、彼氏がどーだの、浮気があーだのと、まぁ色々だ。


私は赤の他人のプライベートな日記(◯◯でランチ食べた、××と会ったetc)というものには、ほとんど興味がないので、そういったものを読むことはまずないのだが、なぜかなぜか、mixiの、この恋愛コミュニティーはけっこう見てしまう。


「ああ、そういうの読んで、さも自分が恋愛してるみたいに錯覚したいんでしょ?わからなくもないよ」とか冷たくあしらわれそうだ。そういう楽しみ方もあるにはあるだろう。実際にそのコミュ内を見ると分かるが、そういうのを楽しんでいる人も中にはいる。


ただ見方を変えると、こういうものを読むのは、ある意味でスゴイ人間観察だと思うのだ。特に浮気の愚痴が書いてあるトピなんかを読むと、ものすごくリアルだったりする。彼氏に対して「こんなに好きなのに・・・」っていう想いを書き連ねる人がいる一方で、彼氏&相手の女への罵詈雑言をひたすら書きまくる人もいる。


普通、そういった「感情のむき出し」っていうのは現実の世界でなかなか目にすることはできない。その人を飲みに誘って酒を飲ませ、本音を吐かせようとしても、なかなか吐こうとしないことだってある。相手が「こんな愚痴、自分の友人に聞かせちゃ悪いんじゃないか」と思っていたりしていて。でも、ネット上ではそれがやれる。顔は見えないし、書いているのがどこのだれかなんて特定されないから。


そうすると、そういった愚痴を読むことっていうのは、ある意味で人間の、絶対に現実では言えない、ものすごくリアルな部分を垣間見ることになるんじゃないかと思える。そういう愚痴を書いている人たちをからかったり、気持ちを茶化したりする気は全くないけれど、こういうものを読むのっていうのは、究極の人間観察になるんじゃないのかなあ。


そして、その人間観察という言葉で思い出したのがこの『ヒトはなぜ拍手をするのか』という本だ。これは身近な行動を学問的に人間観察してみたっていう本で、「なぜ◯◯なのか」という問いに対する、答えとしての仮説が非常に面白い。何がどう面白いのか、読んでからのお楽しみということになるだろうか。


動物や植物を観察or鑑賞するのが好きっていう人は多いと思うが、「人間を観察するのが好き」っていう人は少ないんじゃないかな。プロフィール書くとき、「好きなこと」の欄に「人間観察」とかって書くと「なんかヘンな奴だ」とか、「趣味がワルイ」とか思われたりするかもしれないけど、こういう人っていうのは、話してみるとやっぱり面白い考えを持った人が多い気がする。


私も職場で人間観察をやってしまうけど、なんだろう、やっぱり「面白い」のだ。ああ、なんでこの人、こういうことしてんだろう、とか思いながら、その理由を考えたり、そういうことをするっていうのはたぶん◯◯なんじゃないんかなあ、とか考えたり。


やっぱ「ヘンな奴だ」って思われても仕方ない。。。
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